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ChatGPTなどのAIに指示を出すとき、
文章だけで伝えようとすると、
意図がうまく伝わらないことがあります。
そんなときに役立つのが「記号」です。
記号を使うと正確に伝えられます。
特に以下の3つが素晴らしくなります
- 指示の構造
- 優先順位
- 条件
この記事では、AIへの指示(プロンプト)で
よく使われる記号を50個に分けて紹介します。
それぞれの役割、使い方、注意点をまとめました。
なお、AIは記号を厳密なルールで処理しているわけではありません。
記号は「読み手にとってわかりやすい合図」
として働くものなので、
使い方に一貫性を持たせることが大切です。

基本の記号(1〜10)
1. #(シャープ)
#は、見出しやテーマを示し、指示の階層を整理する記号です。Markdown(マークダウン)という書式では、「#」の数で見出しのレベルを表します。
使い方の例は「# 目的」「## 条件」「## 出力形式」のように、指示を項目ごとに分けて書く方法です。長いプロンプトでも、AIが「どこに何が書いてあるか」を把握しやすくなります。
注意点として、「#」の後には半角スペースを入れるのが一般的です。また、見出しを細かく分けすぎると、かえって読みにくくなります。2〜3階層までに抑えると整理しやすくなります。
2. -(ハイフン)
-は、箇条書きや項目分けに使う記号です。Markdownでは、行頭の「- 」が箇条書きとして扱われます。
使い方の例は、条件を並べるときの「- 500文字以内」「- 敬語で書く」「- 専門用語は避ける」のような書き方です。条件が一目でわかり、AIが見落とすことも減ります。
注意点として、全角の「-」や長音記号の「ー」と混同しないようにしましょう。箇条書きとして認識させたい場合は、半角の「-」に半角スペースを続けるのが確実です。
3. ()(丸かっこ)
()は、補足情報や条件、具体例を付け加える記号です。本文の流れを止めずに、情報を足すことができます。
使い方の例は「初心者向け(プログラミング未経験者)に説明して」「短い文章(3行程度)でまとめて」などです。メインの指示を保ちながら、細かい条件を添えられます。
注意点は、かっこの中に重要な条件を入れすぎないことです。AIが「補足」として軽く扱う可能性があるため、必ず守ってほしい条件は、かっこの外に書きましょう。
4. *(アスタリスク)
*は、重要な部分や強調したい内容を示す記号です。注意書きの印としても使われます。
使い方の例は「*必ず日本語で回答すること」のように、行頭に付けて目立たせる方法です。指示の中で特に守ってほしい部分に目印を付けられます。
注意点として、Markdownでは「文字」が斜体、「文字」が太字として扱われます。意図しない書式にならないよう、使い方を統一しましょう。
5. 「」(かぎかっこ)
「」は、特定の文章や言葉を明確に指定する記号です。どこからどこまでが対象なのかをはっきり示せます。
使い方の例は「『業務効率化』という言葉を使ってタイトルを考えて」や「次の文章を要約して:「〜」」などです。言葉の範囲が明確になり、AIが対象を取り違えにくくなります。
注意点は、長い文章をかぎかっこで囲むと、どこで終わるのかがわかりにくくなることです。長文を渡すときは、後で紹介する「"""」や区切り線と組み合わせると安心です。
6. :(コロン)
:は、項目とその内容や説明を区切る記号です。「ラベル:中身」の形で情報を整理できます。
使い方の例は「対象:20代の会社員」「目的:商品の魅力を伝える」「文字数:300文字」のような書き方です。情報がテンプレート化され、AIが要素ごとに理解しやすくなります。
注意点として、全角「:」と半角「:」はどちらでも通じますが、1つのプロンプト内ではどちらかに揃えましょう。表記が混ざると、読みにくさの原因になります。
7. 1. 2. 3.(番号)
-
-
- は、手順や優先順位を順番に示す記号です。作業の流れを明確に伝えられます。
-
使い方の例は「1. 文章を読む 2. 要点を3つ抜き出す 3. 表にまとめる」のように、処理を順番に並べる方法です。複数のステップを踏む作業で、AIが順序を守りやすくなります。
注意点は、番号が「順番」を表すのか「優先度」を表すのかを明記することです。どちらの意味か曖昧だと、AIが意図と違う解釈をする場合があります。
8. →(矢印)
→は、順序、変化、結果、方向性を示す記号です。「AからBへ」という流れを一文字で表せます。
使い方の例は「調査 → 分析 → 提案の流れで書いて」「です・ます調 → だ・である調に変換して」などです。処理の流れや、変換前後の関係が直感的に伝わります。
注意点として、→が「順番」なのか「変換」なのかは文脈で判断されます。誤解されやすい場面では「→(変換)」のように補足すると確実です。
9. /(スラッシュ)
/は、コマンド、役割、処理内容を簡潔に指定する記号です。「または」の意味で選択肢を並べるときにも使われます。
使い方の例は「役割/プロの編集者」「文体:丁寧/親しみやすい」などです。短い記述で、役割や選択肢をまとめて伝えられます。
注意点は、「AまたはB」なのか「AかつB」なのかが曖昧になりやすいことです。両方を満たしてほしい場合は「+」や「&」を使うなど、意味を区別しましょう。
10. [](角かっこ)
[]は、選択肢、条件、指定範囲を明確にする記号です。テンプレートの「空欄」を示す用途でもよく使われます。
使い方の例は「[商品名]の紹介文を書いて」「トーンは[カジュアル/フォーマル]から選んで」などです。入れ替える部分や選択肢の範囲が一目でわかります。
注意点として、テンプレートのまま[]を残して送ると、AIが中身を推測して埋めてしまうことがあります。送信前に、空欄が埋まっているか確認しましょう。
変数・データ・構造(11〜20)
11. {}(波かっこ)
{}は、変数や置き換える情報、データを示す記号です。プログラミングのテンプレートでもよく使われる書き方です。
使い方の例は「{name}さん宛てのお礼メールを作成して。{name}=田中」のように、変数と値を分けて渡す方法です。同じプロンプトを使い回すときに便利です。
注意点は、変数の値を必ず定義することです。値が書かれていないと、AIが「{name}」をそのまま出力したり、勝手に名前を作ったりする場合があります。
12. 「」+(かぎかっことプラス)
「」+は、特定のキーワードや表現をそのまま使用させるための組み合わせです。「この言葉を必ず含めて」という指示を短く表せます。
使い方の例は「「時短」+「簡単」を含むキャッチコピーを5つ」などです。必須キーワードを複数指定したいときに役立ちます。
注意点として、キーワードを多く指定しすぎると、不自然な文章になりやすくなります。必須のものは2〜3個程度に絞るのがおすすめです。
13. >(大なり)
>は、優先度、階層、比較を表す記号です。「左の方が大きい・重要」という関係を示します。
使い方の例は「正確さ > 読みやすさ > 文章の短さ」のように、優先順位を並べる方法です。条件同士がぶつかったとき、どれを優先すべきかをAIに伝えられます。
注意点として、Markdownでは行頭の「> 」が引用として扱われます。優先度を示したいときは、文の途中で使うようにしましょう。
14. <(小なり)
<は、範囲、比較、優先度を表す記号です。「右の方が大きい・重要」という関係を示します。
使い方の例は「文字数:200 < 本文 < 400」のように範囲を示したり、「コスト < 品質」のように比較したりする方法です。
注意点は、>と<を1つのプロンプト内で混ぜると、読み間違いが起きやすいことです。優先度を示すときは、どちらか一方に統一しましょう。
15. =(イコール)
=は、定義、同義、条件の一致を示す記号です。「AはBのことである」という関係を短く表せます。
使い方の例は「本記事での『AI』=生成AIのこと」「ターゲット=30代の子育て中の親」などです。言葉の意味を固定でき、解釈のブレを防げます。
注意点として、=は「同じ」という強い意味を持ちます。「似ている」「近い」程度の関係なら、「≒」や「〜」を使う方が正確です。
16. |(縦線)※区切り
|は、複数の情報を区切って整理する記号です。一行の中に、いくつかの要素を並べたいときに便利です。
使い方の例は「商品A|価格3,000円|在庫あり」のように、データを項目ごとに区切る方法です。スプレッドシートのように情報を整理して渡せます。
注意点として、Markdownでは「|」が表の区切りとして扱われることがあります。表として出力されても困らない場面で使うか、区切りのルールを事前に説明しておきましょう。
17. ・(中黒)
・は、関連する情報を簡潔に並列表示する記号です。日本語の文章では、名詞を並べるときの定番の記号です。
使い方の例は「メリット・デメリット・注意点をまとめて」などです。読点で区切るよりも、並列の関係がはっきりします。
注意点は、中黒でつなぐ項目が多すぎると、一つひとつの要素が埋もれてしまうことです。4つ以上並ぶ場合は、箇条書きにした方が伝わりやすくなります。
18. ①②③(丸数字)
①②③は、複数の項目を視覚的に区別する記号です。見た目で番号がわかりやすく、文中でも目立ちます。
使い方の例は「①背景、②課題、③解決策の3部構成で書いて」などです。文章の中に番号付きの要素を入れたいときに便利です。
注意点として、丸数字は環境によって文字化けすることがあります。また、⑳を超える番号は表記しにくいため、項目が多い場合は「1. 2. 3.」を使いましょう。
19. 【】(隅付きかっこ)
【】は、重要なカテゴリーや注意事項、タイトルを囲む記号です。日本語の文書では、見出しとしてよく使われます。
使い方の例は「【目的】」「【条件】」「【出力形式】」のように、プロンプトを区切る方法です。「#」よりも日本語になじみやすく、見た目にもわかりやすいのが特徴です。
注意点は、【】を多用すると、どれが本当に重要なのかがわからなくなることです。大きな区切りだけに使うようにしましょう。
20. 『』(二重かぎかっこ)
『』は、通常の「」よりも大きな文章、作品名、引用を示す記号です。かぎかっこの中でさらに引用したいときにも使います。
使い方の例は「『吾輩は猫である』の文体を参考にして」や、「「ここは『重要』と書いて」」のような入れ子の表現です。作品名や固有名詞を明確に示せます。
注意点として、「」と『』の使い分けにルールを持たせることが大切です。同じ意味で混在させると、AIが区別の意図を読み取れなくなります。
引用・比較・強調(21〜30)
21. “ ”(ダブルクォーテーション)
“ ”は、特定の言葉やフレーズを引用・指定する記号です。英語圏での引用符にあたります。
使い方の例は、英語のフレーズを指定するときの「“Less is more” をテーマにしたコピーを考えて」などです。検索エンジンと同じように、言葉のまとまりを示せます。
注意点として、長文を渡すときは「"""」(三重引用符)で囲む方法がよく使われます。指示文と素材の文章をはっきり分けられるため、要約や翻訳の依頼で役立ちます。
22. <>(山かっこ)
<>は、タグ、形式、範囲などを明示する記号です。HTMLやXMLのように「<タグ名>」で内容を囲む使い方が代表的です。
使い方の例は「<文章>ここに本文</文章>を要約して」のように、素材を区切る方法です。指示と素材がはっきり分かれるため、AIが混同しにくくなります。
注意点は、開始タグと終了タグを必ずセットで書くことです。閉じ忘れると、どこまでが対象なのかが曖昧になります。
23. …(三点リーダー)
…は、省略や続きがあることを示す記号です。「以下同様」「〜など」の意味を表せます。
使い方の例は「春、夏、秋…のように季節ごとに分けて」などです。すべてを書かなくても、パターンを伝えられます。
注意点として、AIは省略された部分を推測して補います。推測されると困る内容は、省略せずに明記しましょう。
24. 、(読点)
、は、指示内容を細かく区切って整理する記号です。日本語の文章の基本ですが、プロンプトでも読みやすさを大きく左右します。
使い方の例は「丁寧に、簡潔に、具体例を入れて書いて」のように、複数の条件を並べる方法です。条件の切れ目がはっきりします。
注意点は、読点を入れる位置で意味が変わる場合があることです。「黒い、猫の首輪」と「黒い猫の、首輪」のように、係り方が変わらないか確認しましょう。
25. 。(句点)
。は、指示を明確な単位で区切る記号です。一文ごとに一つの指示を書くと、AIが内容を正確に理解しやすくなります。
使い方の例は「ブログ記事を書いてください。文字数は1,500文字です。見出しを3つ入れてください。」のように、指示を一文ずつ分ける方法です。
注意点として、一文に複数の指示を詰め込むと、どれかが抜け落ちやすくなります。「一文一指示」を意識すると、指示の抜け漏れを防げます。
26. /+英単語(スラッシュコマンド)
/+英単語は、役割や処理をコマンド形式で指定する書き方です。「/summarize」「/translate」のように、短い命令として使います。
使い方の例は、プロンプトの冒頭で「/translate の後の文章を英訳して」とルールを決めておき、以降「/translate こんにちは」と入力する方法です。繰り返しの作業を効率化できます。
注意点として、ChatGPTの通常のチャットでは、これらは公式のコマンドではありません。使う場合は、最初に「/〇〇 は△△という意味」と定義しておく必要があります。
27. +(プラス)
+は、追加、組み合わせ、含める要素を示す記号です。「AとBの両方」という意味を短く表せます。
使い方の例は「要約 + 感想を書いて」「和風 + モダンのデザイン案を出して」などです。複数の要素を組み合わせた出力を求めるときに便利です。
注意点は、+でつなぐ要素の比重が伝わりにくいことです。「要約をメインに、感想は2行程度」のように、バランスも添えると理想に近づきます。
28. &(アンド)
&は、複数の要素を同時に扱うことを示す記号です。+と似ていますが、「同時に」「並行して」のニュアンスが強くなります。
使い方の例は「メリット&デメリットを比較して」「SEO&読みやすさを両立して」などです。両方の条件を同時に満たしてほしいときに使えます。
注意点として、HTMLでは「&」が特殊文字として扱われることがあります。コードを生成させる場面では、意図しない変換が起きないか確認しましょう。
29. @(アットマーク)
@は、対象、参照先、アカウントなどを指定する記号です。SNSのメンションのように「誰に向けたものか」を示せます。
使い方の例は「@営業チーム 向けの報告文を作成して」「@資料A を参照して」などです。宛先や参照元が明確になります。
注意点として、ChatGPTの通常のチャットでは、@で外部のアカウントや資料に自動でつながるわけではありません。参照してほしい資料は、本文に貼り付けるかファイルとして添付しましょう。
30. %(パーセント)※割合・比率
%は、割合、比率、達成度などを指定する記号です。数値で伝えることで、曖昧さを減らせます。
使い方の例は「文章の30%程度に短くして」「専門用語の割合を10%以下にして」などです。「少し」「かなり」といった曖昧な表現よりも、仕上がりのイメージが共有しやすくなります。
注意点は、AIが%を厳密に計算できるとは限らないことです。文字数など正確さが必要な場合は、「300文字以内」のように具体的な数値で指定する方が確実です。
数字・論理・条件(31〜40)
31. $(ドル)
$は、金額、価格、コストを示す記号です。予算や価格帯を伝えるときに使います。
使い方の例は「予算$500以内のプランを3つ提案して」などです。条件に金額が絡む場面で、数値の意味がすぐに伝わります。
注意点として、日本円で考えたい場合は「円」や「¥」を使いましょう。通貨が曖昧だと、AIがドル換算で回答してしまうことがあります。
32. #1 #2 #3(シャープ+番号)
#1 #2 #3は、順位、番号、分類を明確にする書き方です。ランキングや案の番号付けに向いています。
使い方の例は「#1〜#5のランキング形式で紹介して」「#2の案をもっと詳しく」などです。後から特定の項目を指定しやすくなります。
注意点として、行頭の「# 」は見出しとして扱われることがあります。「#1」のようにスペースを入れずに書くと、番号として認識されやすくなります。
33. !!(ダブルエクスクラメーション)
!!は、特に強く注意・強調したい内容を示す記号です。「!」よりも強い警告の意味を持たせられます。
使い方の例は「!!個人名は絶対に出さないこと!!」のように、最重要のルールを目立たせる方法です。
注意点は、多用すると強調の効果が薄れることです。本当に外せない条件だけに使いましょう。
34. ??(ダブルクエスチョン)
??は、疑問点や検討が必要な部分を示す記号です。「ここはまだ決まっていない」という印として使えます。
使い方の例は「タイトル:??(案を5つ出して)」のように、未定の部分をAIに埋めてもらう方法です。
注意点として、??の部分をどうしてほしいのか(提案してほしいのか、確認してほしいのか)を書き添えると、期待どおりの回答が得られやすくなります。
35. !(エクスクラメーション)
!は、注意や重要事項を簡潔に示す記号です。短い注意書きの頭に付けて使います。
使い方の例は「!数字は半角で統一」「!敬語を使うこと」などです。守ってほしいルールを手短に伝えられます。
注意点として、文末に「!」を付けると、AIの出力も元気な口調になる場合があります。落ち着いた文章がほしいときは、指示文でも使いすぎないようにしましょう。
36. ?(クエスチョン)
?は、質問、確認、不明点を示す記号です。AIに問いかけたり、確認を求めたりするときに使います。
使い方の例は「不明な点があれば、作業の前に?を付けて質問して」のように、AIからの確認を促す方法です。認識のズレを減らせます。
注意点は、「〜できますか?」と聞くと「できます」とだけ返ってくる場合があることです。作業してほしいときは「〜してください」と依頼形で書きましょう。
37. ✓(チェックマーク)
✓は、満たしている条件やチェック項目を示す記号です。確認リストを作るときに便利です。
使い方の例は「以下のチェックリストで文章を確認して、満たしている項目に✓を付けて」などです。AIに自己チェックさせる使い方ができます。
注意点として、AIのチェック結果が必ず正しいとは限りません。重要な確認事項は、最終的に人の目でも確かめましょう。
38. ×(バツ)
×は、禁止、除外、NG条件を示す記号です。「やってはいけないこと」を明確に伝えられます。
使い方の例は「×専門用語の多用」「×箇条書きのみの回答」のように、NG項目を並べる方法です。
注意点として、AIは「〜しないで」よりも「〜して」の方が守りやすい傾向があります。×で禁止するだけでなく、「代わりにこうしてほしい」という指示も添えると効果的です。
39. ○(マル)
○は、採用、OK、含める内容を示す記号です。×とセットで使うと、条件の線引きがはっきりします。
使い方の例は「○具体例を入れる ×抽象的な説明だけ」のように、望ましい例とNG例を並べる方法です。
注意点として、○と×を一覧で並べるときは、項目の粒度を揃えましょう。大きな方針と細かいルールが混ざると、優先度が伝わりにくくなります。
40. 〜(波ダッシュ)
〜は、おおよその範囲、類似、概算を示す記号です。「だいたいこのくらい」という幅を伝えられます。
使い方の例は「800〜1,000文字で書いて」「3〜5個の案を出して」などです。完全に固定しない、ゆとりのある指示ができます。
注意点として、〜の範囲が広すぎると、仕上がりにばらつきが出ます。ある程度きっちり揃えたいときは、範囲を狭くしましょう。
その他の便利な記号(41〜50)
41. ^(キャレット)
^は、上位、強調、特定箇所を示すときに使う記号です。「上の内容を指す」という意味でも使われます。
使い方の例は「^の文章をもう少し短くして」のように、直前の内容を指す方法です。チャットの中で、前の発言を簡単に参照できます。
注意点として、^は一般的な記号ではないため、意味が伝わらないことがあります。「上の文章」「直前の回答」と言葉で書く方が確実な場面も多いです。
42. _(アンダーバー)
_は、単語をつなげたり、変数名などを区切ったりする記号です。プログラミングの変数名でよく使われます。
使い方の例は「user_name」「product_price」のように、項目名を一語として扱いたいときです。スペースを含まない名前にできるため、データ整理に向いています。
注意点として、Markdownでは「文字」が斜体になることがあります。また、「___」を空欄として使う場合は、「ここを埋めて」と明記しましょう。
43. **(ダブルアスタリスク)
**は、太字や強調、目立たせたい部分を示す記号です。Markdownでは「文字」が太字になります。
使い方の例は「必ず3つの案を出してください」のように、重要な言葉を強調する方法です。AIにも、出力に太字を使ってほしいときの指示にも使えます。
注意点は、全角の「**」ではMarkdownの太字にならないことです。書式として使う場合は、半角の「**」を使いましょう。
44. |(縦線)※表形式
|は、表形式での項目区切りを明確にする記号です。Markdownの表は「|」で列を区切って作ります。
使い方の例は「| 項目 | 内容 | 備考 |」の形で表の見本を示し、「この形式でまとめて」と依頼する方法です。出力形式を具体的に伝えられます。
注意点として、表を正しく表示するには、見出し行の下に「|---|---|」のような区切り行が必要です。見本を渡すときは、この行も含めると崩れにくくなります。
45. …→(三点リーダー+矢印)
…→は、現在から次の状態への流れを示す記号です。「今こうで、これからこうなる」という変化を表します。
使い方の例は「現状:売上が低迷 …→ 目標:前年比120%」のように、現状と目標をつなぐ方法です。課題解決や計画づくりの依頼に向いています。
注意点として、…→は一般的な記号ではないため、プロンプト内で意味を説明しておくと安心です。単純な流れなら「→」だけで十分な場合もあります。
46. ≠(ノットイコール)
≠は、異なる、一致しない条件を示す記号です。「AとBは別物」と伝えたいときに使います。
使い方の例は「本記事での『効率化』≠『人員削減』」のように、混同されやすい言葉を区別する方法です。AIの思い込みによる誤解を防げます。
注意点として、≠で否定するだけでなく、「効率化=作業時間の短縮」のように正しい定義も添えると、意図がより正確に伝わります。
47. ≧(以上)
≧は、「以上」という条件や最低基準を示す記号です。
使い方の例は「文字数≧1,000」「評価≧星4の商品だけを対象に」などです。下限を短く伝えられます。
注意点は、「以上」はその数を含み、「より大きい(>)」は含まないという違いです。境界の数値を含むかどうかが重要な場面では、言葉でも補足しましょう。
48. ≦(以下)
≦は、「以下」という条件や上限を示す記号です。
使い方の例は「タイトル≦32文字」「予算≦10万円」などです。上限を守ってほしいときに便利です。
注意点として、AIは文字数を正確に数えるのが苦手な場合があります。厳密な文字数が必要なときは、出力後に自分でも確認しましょう。
49. ±(プラスマイナス)
±は、許容範囲や増減の幅を示す記号です。「基準値からどれくらいズレてもよいか」を伝えられます。
使い方の例は「1,000文字±100文字で書いて」などです。〜で範囲を示すよりも、基準となる数値がはっきりします。
注意点として、±の幅は具体的な数値で指定しましょう。「±少し」のような曖昧な書き方では、効果がありません。
50. %(パーセント)※構成比
%は、割合や構成比を指定する記号です。30番の「割合・比率」と同じ記号ですが、ここでは「全体の配分」を伝える使い方を紹介します。
使い方の例は「導入20%、本文60%、まとめ20%の構成で書いて」のように、文章全体の配分を指定する方法です。記事のバランスをコントロールできます。
注意点として、構成比の合計が100%になっているか確認しましょう。合計がずれていると、AIがどの配分を優先すべきか判断できなくなります。
まとめ
記号を上手に使うと、AIへの指示が短く、正確になります。まずは「#」「-」「【】」「:」のような基本の記号で、プロンプトを整理するところから始めてみましょう。
大切なのは、記号の意味を一つのプロンプトの中で統一することです。一般的ではない記号を使う場合は、最初に「この記号はこういう意味」と定義しておくと、AIが意図どおりに理解してくれます。記号を味方にして、ChatGPTをもっと使いこなしましょう。
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